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クレジットで買い物をした際の領収書は保存が必要か

クレジットカードで買い物をした際にも領収書がもらえます。この領収書にはカードで購入したことがわかるようにカード会社の名称や金額、支払方法などが記載されていますが、実際の支払に関しては後日一括して引落になるためカード会社から別途「明細書」が郵送されてきます。「領収書」は捨ててしまって「明細書」ベースで仕訳を計上して証憑書類として保存している会社さんも多いのではないでしょうか。

消費税法では請求書や領収書を保存することにより仕入税額控除の適用が受けられることになっています。カード会社から送付される「明細書」はあくまでカード会社から発行されたものであって、直接の支払先から発行された「領収書」ではないため消費税法上の請求書等に該当しないのではないかという考え方もあります。

しかし、この「明細書」には「いつ、どこで、誰に、どのような内容の支払いをいくらしたか」が記載されているのが一般的です。従ってこの明細書を保存することにより消費税の仕入税額控除を受けることが出来ることになります。

<国税庁質疑応答事例>

カード会社からの請求明細書

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