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不要な資産を除却して節税しましょう

3月決算に向けて今のうちから対策を考えましょう。対策の1つとして不要な固定資産を除却して節税をする方法があります。固定資産は減価償却という手続きにより毎期費用化されますが、使わなくなった固定資産は除却することにより費用化することが出来ます。

まずは固定資産台帳を見直しましょう

自分の会社の固定資産台帳なんて見たことないという方も多いのではないでしょうか。購入した時には、当然に固定資産台帳に計上し減価償却費を計算しますが、廃棄などした場合にはなかなか経理部門に連絡が来ず、固定資産台帳に計上したままのケースもよくあります。まずは固定資産台帳と現物の有無をチェックしましょう。

償却資産税の対象にもなっている?

固定資産台帳は、減価償却費を計算するためだけにあるわけではありません。多くの会社はこの固定資産台帳から償却資産税の申告書も作成しているはずです。償却資産税とは毎年1月1日に所有している資産について課税される税金ですが、すでに無い資産が固定資産台帳に載りっぱなしですと余計な税金がかかっていることになります。

固定資産の帳簿価格と除却にかかった費用が固定資産除却損として計上できるわけですが、固定資産除却損が損金算入されるタイミングは、基本的にその除却があった事業年度です。計上し忘れを防ぐためにもこの時期に固定資産台帳の見直しを行いましょう。また、廃棄等の事実を証明するために議事録や稟議書、廃棄証明書や廃棄した際の写真を残しておくことをお勧めします。

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